デジタル技術の競争環境
今後の社会を展望すると、労働人口の減少、労働や仕事を取り巻く環境の変化、サステナビリティの浸透など労働や仕事を取り巻く本質的な変化があります。
当社はこれらの環境の中で、お客さまから選ばれ続ける企業であるために、自らがデジタル技術を活用し変革していく必要があると考えています。
デジタル技術の活用やDX化の取組については、専門性が高く、なかなか手出しできないハードルが高いと言うものという認識がありました。また、日本は国際的にもDX化の取り組みが遅く、特に製造業は進んでいません。その様な経緯から、更なる成長の実現のためにデジタル技術の活用及びDX化を積極的に進めます。
DXビジョン
当社では、DX対応や競争力強化の実現をするため、会社全体にDX化を波及させ収益、生産性の向上を目指しイノベーターとして加工業界を牽引することを目指します。
多品種、小ロット、短納期生産体制の確立に向けた2,3次元CADデータを利用しての自動プログラム作成の実現。
現状のデジタル情報を活用して日程、工程、図面、プログラム、品質の各情報を自動で紐付けして、一元管理することによって作業の効率化、ミスの防止を実現させる。
DX戦略
自社内で蓄積されている設計、生産管理、技術資料に関するデータを体系的に統合して、各業務において有効活用して生産性を上げます。その具体的な方策として板金事業部をモデルケースとし、システムを導入して進めます。
※alfaDOCK- 複雑な操作を覚えなくてもデータの3D化を実現。
- 立体図、三面図、展開図が完全連携。
- クラウド型CAEモデルを自動生成、汎用ブラウザで3D閲覧。
- RPAの活用で多種類のCAD/CAMデータを自動生成。
※alfaCAD
- バラバラに保管されている各種データを製造図面を中核に自動的に紐付け管理。
- 社内データを人手を介さず自動収集する「ハイパーリンクロボット」を搭載
2022年度〜
板金事業部モデルケースとして、株式会社アルファTKG様の
alfaDOCKとalfaCADを導入してDX化を進める。
2022年度
システム導入して㈱アルファTKG様協力のもと、
2022年度中に運用を開始する。
2023年度
引き続き運用を進め全社展開実現への評価をする。
2024~2025年度
会社全体のDX化の運用を目指す。
DX推進プロジェクト
DX最高責任者(CIO) | 代表取締役社長 増田 博 |
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DX推進プロジェクトリーダー | 常務取締役 宮澤 基夫 |
全社推進担当 | 業務部部長 |
板金推進担当 | 板金事業部課長 |
実行担当者 | 業務部SE担当 |
アウトソース | 株式会社アルファTKG |