当社では1962(昭和37)年の創業以来、「精密切削加工部品」の製造に軸足を置き、時代に即した製品作りに取り組んできました。現在は医療機器、光学機器の分野を主軸に、「消化器内視鏡」に用いられるパーツの部品加工をはじめ、「顕微鏡」の部品加工、組み立てなど、独自の高い技術で大手医療機器メーカーのモノづくりを支えています。

メーカーの要望に的確に応えた精度の高い製品を生み出すのはもちろんのこと、医療機器に関しては特に衛生面でも高レベルな品質が求められます。優れた品質を堅持し、かつ安定して供給し続けることは決して易しいことではありません。しかし、「自分たちが手がけた部品が医療機器となり、世界で多くの方々の命を救っている。」という想いが、私を含め社員一同のモチベーションとなっています。

当社の強みの一つに、新製品の開発時における試作部品の迅速な対応力が挙げられます。人材や設備を強化し、加えて新製品を作るための治具、生産時における合理化のための装置に至るまですべてを社内で製作することでスピード、コスト、品質など様々な面からお客様にとって付加価値の高い製品を提供しています。

当社がもっとも大切にしているのは「社員一人ひとりの力」。社員の成長は会社の財産であるという考えのもと、様々な形で人材の育成に取り組んでいます。社内には、ベテランの社員を講師とする「研修道場」が設けられ、新たに入社した方は、マンツーマンの指導を受けた後、一定のスキルを持って現場入りができます。また、各種国家試験へのチャレンジも積極的に支援し、取得後は報奨金や資格手当という形で適正に評価しています。基礎知識の習得は技術の向上にも役立つほか、個々のスキルアップにも繋がっています。

時代は変化し続け、5年、10年先の未来に求められるものも当然変わってくるでしょう。しかし当社では、核となる「技術力」と「人材の育成」に注力することで、時代とともに柔軟に姿を変え、進化し続けることのできる企業でありたいと考えています。

私たちが求める人材は「向上心を持ち、意欲的に仕事に取り組める方」。みなさんの持つ無限の可能性を当社で切り拓いてみませんか？